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占い

十二の数字は同じ確率では出ません

数秘術のライフパスナンバーは、1から9までの9個に、11・22・33を加えた全部で12種類です。

では、どの数字も同じくらいの人がいるのでしょうか。生年月日をすべて計算して数えてみたところ、まったくそろっていませんでした。

淡い色の小石が、いくつかの山に分かれて紙の上に積まれている
同じ数だけ分かれる、とはかぎりません。

三つに分けてから、足します

まず計算の順番を確かめておきます。生年月日をまとめて足すのではなく、月・日・年を別々に一桁まで縮めてから足します。

縮めかたは、桁をばらばらにして足すだけ。一桁になるまでくり返します。ただし途中で11・22・33になったら、そこで止めます。

たとえば1990年12月25日なら、月は12なので1+2で3。日は25なので2+5で7。年は1990を足して19、さらに足して10、もう一度足して1。

3と7と1で合計11。11はそこで止まる数字なので、この人のライフパスナンバーは11です。

最後にもう一度縮めるところがポイントです。合計が二桁になっても、11・22・33でなければさらに縮められます。

この「三つに分けてから足す」という順番は、見た目より大きな意味を持ちます。もし生年月日の八桁をまとめて足していたら、途中で11や22を通り過ぎてしまうからです。

たとえばさきほどの日付を、区切らずに一列に足してみます。1+9+9+0+1+2+2+5で29。さらに足して11。この場合はたまたま同じ11になりましたが、いつもそうなるとはかぎりません。

三つに分けると、部品の段階で11や22が生き残る機会が増えます。マスターナンバーが出やすくなる仕組みが、ここに組みこまれているわけです。

27,759日ぶんを数えてみました

1950年から2025年までの誕生日を、一日残らず計算してみます。全部で27,759通りです。

ナンバー人数の割合
111.1%
24.8%
311.1%
47.9%
511.1%
610.3%
711.1%
811.1%
911.1%
116.3%
223.2%
330.8%

12種類が均等なら、それぞれ8.3パーセントずつのはずです。けれど表を見ると、そうはなっていません。

いちばん多いのが3で11.1パーセント、いちばん少ないのが33で0.8パーセント。15倍以上の開きがあります。

やわらかな砂の上に、高さのそろわない起伏がゆるやかに続いている
均等に並んでいるように見えて、実は高さが違います。

33が少ないのには理由があります

なぜ33だけ、こんなに少ないのでしょうか。三つの部品が取れる値を並べてみると、はっきりします。

  • 月から出る数 — 1・2・3・4・5・6・7・8・9・11
  • 日から出る数 — 1・2・3・4・5・6・7・8・9・11・22
  • 年から出る数 — 1・2・3・4・5・6・7・8・9・11・22

三つを足して出せるいちばん大きな数は11+22+22で55。つまり合計が33になるには、三つがそろってかなり大きい値をとらなければなりません。

しかも33になるには合計がぴったり33である必要があります。33を超えてしまえば、また縮められて別の数字になってしまうからです。

月から取れる大きな数がかぎられているのも効いています。月は12までしかないので、縮めるとほとんどが小さな数になります。ここが上限を押さえてしまうのです。

反対に多い数字は、いろいろな組み合わせからたどりつけます。道がたくさんあるぶん、そこに集まる人も多くなる、という理屈です。

マスターナンバーが部品のまま残る場面も見ておきましょう。

  • 月から残るのは11だけ — 11月生まれの月の部品は、縮まずに11のまま
  • 日から残るのは11と22 — 11日・22日・29日生まれがここに当たる
  • 年から残ることもある — 桁を足して11や22になる年がある

日が33になることはありません。月末が31日までだからです。部品の段階で33が出るのは、どこにもないということになります。

では、いちばんきれいに33へたどりつく生まれかたは何でしょうか。三つの部品がそろって11になる日です。

月が11、日が11、そして年の部品も11。11+11+11で、ちょうど33になります。2018年11月11日生まれが、まさにこれに当たりました。

三つとも同じマスターナンバーがそろって、はじめて33に届く。そのくらい、通り道がせまい数字です。

調べた27,759日のうち、33になった日は209日でした。3の3,088日とくらべると、差の大きさがよくわかります。

年の部品は、同学年でみんな同じです

三つに分けて計算するので、同じ年に生まれた人は部品の一つが必ず同じになります。

最近の年を並べると、こうなります。

生まれ年年の部品
20002
20013
20024
20035
20046
20057
20068
20079
20081
200911
20103

自分の年を見つけたら、あとは月と日の部品を足すだけです。結果ページにも同じ計算の過程が出ているので、どの部品が自分の数字を押し上げたのかを確かめられます。

同じ学年の友だちと見くらべると、共通しているところと違うところが、はっきり分かれて見えてきます。

表を見ると、年の部品にも大きい数と小さい数があるのがわかります。小さい年に生まれた人は、月と日でよほど大きい数を引かないと、合計が上のほうまで届きません。

つまり生まれ年によって、たどりつきやすい数字がある程度きまってしまいます。これも分布がそろわない理由のひとつです。

こうした偏りは、この診断が手を抜いているという意味ではありません。暦のほうに凸凹があるので、そこから作られる数字にも凸凹が移る、というだけのことです。

暦から数字を作る占いは、ほかにもあります。十干十二支で年を数える干支占い(十二支)や、太陽の位置で区切る星座占いとくらべてみると、同じ生年月日から違うものが取り出されるのがわかります。

数秘術は科学的な根拠が確認されたものではありません。数字に優劣はなく、どのナンバーにもそれぞれの持ち味があります。なお数秘術には複数の計算方法があり、ほかのサイトと結果が異なることもあります。娯楽としてお楽しみください。

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