占い
生年月日が同じなら、たどり着ける前世は4人だけです
前世診断には、平安から江戸までの16人が用意されています。戦国の武将、歌舞伎役者、軍師、陰陽師——
この中から、あなたの前世が選ばれます。ただし選ばれかたには、あまり知られていない決まりがあります。

16人は、4つのグループが4人ずつ持ちよっています
まず10の質問に答えます。はかっているのは2つのことだけです。
- エネルギーの向き — 外向きか、内向きか(5問)
- 動きかた — 本能で動くか、戦略で動くか(5問)
2つの答えの組み合わせで、グループが決まります。
| グループ | エネルギー | 動きかた |
|---|---|---|
| 外向本能 | 外向 | 本能 |
| 外向戦略 | 外向 | 戦略 |
| 内向本能 | 内向 | 本能 |
| 内向戦略 | 内向 | 戦略 |
4つのグループが、それぞれ4人ずつ受けもつ。かけると16人になります。どこかのグループだけ多い、ということはありません。
人物ごとに「力・知・魅・運・生」の5つの数値もついています。それぞれ100点までなので、合わせると500点が上限。
実際の16人を数えてみると、合計は334点から394点のあいだにおさまっていました。開きは60点ほどしかありません。
つまり、強い前世と弱い前世があるのではなく、同じくらいの総量を、どう配ったかの違いです。
グループの中の1人は、生年月日が決めています
では、グループが決まったあと、その4人のうちどれになるのか。
ここで生年月日が使われます。生年月日から決まった数を作り、それを4で割った余りで、4人のうちの1人が選ばれます。
大事なのは、この数がその人にとってずっと同じだということです。生年月日は変わりませんから、余りも変わりません。
つまり、質問にどう答えても、あなたがたどり着ける前世は16人のうち4人だけ。グループごとに、いつも決まった席が用意されています。
答えを変えれば結果は変わります。でも変わるのはどのグループに行くかであって、そのグループの中でどの人に当たるかは、はじめから決まっているわけです。
友だちと結果を見くらべたとき、「何度やっても同じ人ばかり出る」と感じたことがあるなら、半分は当たっています。あなたの4人が、順番に顔を出しているだけだからです。
全部同じ答えでは、端まで行けません
点数のつけかたにも、ひと工夫があります。
1つの軸は5問ですが、そのうち2問は逆向きに数えられます。「ひとりの時間がいちばん落ち着く」に強くうなずくと、外向きの点数はむしろ下がる、という具合です。
だから、深く考えずに同じ番号を選び続けると、こうなります。
| 答えかた | その軸の点数 |
|---|---|
| ぜんぶ5 | 60点 |
| ぜんぶ3 | 50点 |
| ぜんぶ1 | 40点 |
0点にも100点にもなりません。40点から60点のあいだをうろうろするだけです。
100点まで行くには、順向きの3問に5、逆向きの2問に1——というふうに、1問ずつ中身を読んで答えるしかありません。
ちなみに、ぜんぶ3のままだと両方の軸が50点。判定は50点を超えているかなので、ちょうど50点は超えていない扱いになり、内向戦略のグループに落ち着きます。
質問が出てくる順番も、わざと入れ替えてあります。1・6・2・7——というように、2つの軸が交互に出るようになっていて、同じ軸の質問が続けて並ばないようにしてあります。

生年月日を使う、本当の理由
ここまで読むと、「なぜ生年月日なんて使うのか」と思われるかもしれません。
前世を言い当てるためではありません。何度やっても同じ結果になるようにするためです。
もし、その場でさいころを振って1人を選んでいたら、同じ答えを入れても毎回ちがう前世が出てしまいます。結果を友だちに送っても、開いた相手には別の人が表示される。それでは共有もできません。
- 同じ答え・同じ生年月日 — 何度やっても同じ前世
- 共有された結果 — 開いた人にも、同じ前世がそのまま見える
生年月日は、その「変わらない手がかり」として使われています。占いというより、しおりのようなものです。
そう思うと、この診断の読みかたも決まってきます。当たっているかどうかを確かめるものではなく、16人ぶんの人物像の中から、自分に重ねてみる相手をひとり借りてくる——そういう遊びです。
借りた相手の話がおもしろければ、それでじゅうぶんだと思います。似ていないと感じたら、答えを変えて別のグループへ行ってみてください。あなたの席は、どのグループにもひとつずつ空いています。
最後にひとつ、細かい話を。結果には「相性のいい前世」も出ますが、16人のうち相手からも自分が選ばれているのは8人。残りは片想いになっています。
相性というものが、いつも両側から同じに見えるとは限らない——というのは、ほかの占いでもよくある話です。
性格そのものを別の切り口で見たいときは、4つの指標で分ける16タイプ性格診断や、心の年齢をはかる精神年齢診断もあります。こちらは生年月日を使わず、答えだけで結果が決まります。
この前世診断はエンターテインメントです。実際の前世や過去世を科学的に証明するものではありません。歴史上の人物になぞらえて、自分の性格や個性を楽しく見つめ直すきっかけとしてお楽しみください。結果は生年月日と回答から機械的に決まるもので、特定の人物との血縁や由来を示すものではありません。