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性格診断

まんなかを十八回選ぶと型は一つに決まります

心理テストの選択肢に「どちらでもない」があると、つい選びたくなることがあります。決めきれないとき、急いでいるとき。まんなかは、いちばん安全な逃げ場です。

では、18問すべてでまんなかを選んだら、どの型になるのでしょうか。計算してみると、答えは一つに決まっていました

淡い色の細い線が一本、まんなかにまっすぐ引かれた紙
まんなかの線は、どちらか片方に属しています。

18問が、3つの軸に6問ずつ

設問は全部で18問。3つの軸に、きっちり6問ずつ割り当てられています。

低いほう高いほう
お金を使う動機理性で買う感情で買う
買い方のスタイル計画派衝動派
選ぶ基準コスパ派価値派

答えは1から5の5段階。6問ぶんを足すと6から30になり、これを0から100に引きのばして軸の点数にします。

そして3つの軸それぞれで、高いほうか低いほうかを判定します。2通り×2通り×2通りで、8つの型ができるという仕組みです。

まんなかを18回選ぶと、50点になります

では、すべて3(どちらでもない)を選んだ場合を計算してみます。

6問すべてが3なら、合計は18。0から100に直すと、ちょうど50点です。まんなかを選んだのだから、まんなかの点になる。ここまでは当然です。

問題はこの先です。判定の条件は「50以上なら高いほう」。50はこの条件に当てはまってしまいます。

3つの軸すべてが50点。すべて「高いほう」と判定されて、型はご褒美フレックスに決まります。

つまり18問すべてでまんなかを選んだ人は、全員が同じ型になるということです。迷った結果として出た型ではなく、迷ったこと自体が一つの答えに固定される。

これは診断の欠陥ではありません。どこかに線を引く以上、線の上に乗った値はどちらかに入れるしかないからです。ただ、その「どちら」が決まっているのだと知っておくと、自分の結果の受け取りかたが少し変わります。

淡い砂に押しつけたような、角の丸い細長いくぼみがいくつか並んでいる
区切りを入れれば、そこに必ず境目が生まれます。

点数は、25段階で飛び飛びです

もう一つ、知っておくとよいことがあります。軸の点数は、0から100までなめらかに動くわけではありません。

6問の合計は6から30まで、整数で25通りしかありません。そのぶん点数も、決まった目盛りの上にしか乗りません。

  • 50より低いほうに入る目盛り — 12個
  • 50以上のほうに入る目盛り — 13個

25個の目盛りを二つに分けると、12対13。ちょうどまんなかの目盛りが「以上」の側に入るので、高いほうの区画が一つぶん広くなっています

わずか一つの差ですが、軸が3つあるので効いてきます。3回続けて、少しだけ広いほうに入りやすい。そのぶん、ある型に人が集まりやすくなります。

目盛りが飛び飛びだということには、もう一つ実際的な意味があります。境目のすぐ下は46点で、すぐ上が50点。あいだには何もありません。

46点と50点の差は、合計でいえばたったの1です。6問のうちどれか一問の答えを一段階だけ動かせば、その軸の判定はひっくり返ります。

境目ぎりぎりに出た軸は、その日の気分でどちらにも転ぶ、と考えておくのが安全です。

結果ページには軸ごとの点数も出ています。50点から遠い軸は、あなたのはっきりした傾向。近い軸は、まだどちらとも言えない部分。そう読み分けると、型の名前よりずっと実用的な情報になります。

8つの型は、同じ確率では出ません

どれくらい偏るのか、数えてみます。1つの軸について、6問の答えの組み合わせは5の6乗で15,625通り。すべて調べました。

このうち高いほうと判定されるのは8,688通りで、割合にすると55.6パーセント。低いほうは44.4パーセントでした。

ちょうど境目の50点になる組み合わせが1,751通りあり、それがまるごと高いほうに乗っているぶん、差がつきます。

出やすさ
ご褒美フレックス17.2%
ひらめきショッパー13.7%
こだわりキュレーター13.7%
衝動買いマニア13.7%
目利きの投資家11.0%
セールハンター11.0%
小確幸ヒーラー11.0%
コスパの達人8.8%

いちばん出やすいのがご褒美フレックス、いちばん出にくいのがコスパの達人。差は2.0倍ほどでした。

もちろん実際の答えかたは、こんなふうに均等ではありません。けれど仕組みの側にも、はじめから少しの傾きがある。そう思って結果を見ると、型の名前に振りまわされずにすみます。

8つの型は、ちょうど4組の反対どうしに分かれています。3つの軸がすべて逆になっている相手が、必ず一つあるということです。

  • コスパの達人 ↔ ご褒美フレックス
  • 目利きの投資家 ↔ 衝動買いマニア
  • セールハンター ↔ こだわりキュレーター
  • ひらめきショッパー ↔ 小確幸ヒーラー

反対どうしの二人は、同じ買い物をしても理由がまったく違います。だからこそ、一緒に買い物に行くとかみ合わないことがある。相手の型を知っておくと、そのすれ違いが少し笑えるものになります。

大事なのは型の名前より、3つの軸それぞれで自分がどのあたりにいるかです。境目すれすれなのか、振りきっているのか。そこを見ると、同じ型の人どうしでもかなり違うことがわかります。

同じように軸で分ける診断としては、4つの軸で見る16タイプ性格診断があります。その日の状態を見たいときはストレス診断のほうが向いています。使い分けてみてください。

この診断はお金の使い方の傾向を知るためのもので、浪費や節約の良し悪しを判定するものではありません。医学的・専門的な助言に代わるものでもありません。家計や借入で困っているときは、公的な相談窓口や専門家にご相談ください。

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