神さま図鑑
日本の神さまを、絵と神話とご利益でたどる図鑑です。『古事記』『日本書紀』などの原典をもとに、神さまの生まれや家族、手にした持ち物の意味までていねいに紹介します。
- 16柱を公開中(全30柱)
- 古事記・日本書紀が出典
- 記紀を切りかえる家系図
神さまをさがす
名前や別名のほか、系統やご利益、「何を持っていたか」「どんな生き物をつれていたか」からもさがせます。
- No.001近日公開
天之御中主神
アメノミナカヌシ天のまん中に最初に現れた、姿を見せない神さま
厄除け
No.002伊邪那岐命
イザナギ矛で海をかきまぜ、島々を生んだ父なる神
縁結び夫婦円満
No.003伊邪那美命
イザナミ国と神々を生み、黄泉の国の大神となった母
縁結び夫婦円満
No.004天照大御神
アマテラス天岩戸から光をとりもどした、高天原の日の神
厄除け五穀豊穣
No.005月読命
ツクヨミ夜の国をおさめ、月の満ち欠けを読む神
五穀豊穣旅・海
No.006須佐之男命
スサノオ八岐大蛇を退治し、出雲に宮を建てた英雄神
厄除け縁結び
No.007天宇受売命
アメノウズメ天岩戸の前で舞い、神々を笑わせた芸能の祖
芸能縁結び
No.008天手力男神
タヂカラオ岩戸を開いて、世界に光をもどした力の神
勝運厄除け- No.009近日公開
櫛名田比売
クシナダヒメ櫛に姿を変えて大蛇から守られた出雲の姫
縁結び夫婦円満 - No.010近日公開
大山津見神
オオヤマツミ山をつかさどり、桜の姫神の父となった神
五穀豊穣旅・海
No.011大国主神
オオクニヌシ因幡の白兎を救い、国づくりをなした縁結びの神
縁結び健康長寿- No.012近日公開
少名毘古那神
スクナビコナ小さな舟で海を渡ってきた、知恵と薬の神
健康長寿 - No.013近日公開
事代主神
コトシロヌシ国譲りを受け入れ、海へ去った託宣の神
金運旅・海 - No.014近日公開
建御名方神
タケミナカタ千引きの岩をかかげた、諏訪の力の神
勝運五穀豊穣 - No.015近日公開
建御雷神
タケミカヅチ剣の切っ先に座して国譲りを迫った雷の神
勝運厄除け
No.016邇邇芸命
ニニギ稲穂を手に高千穂へ降り立った、天照の孫
五穀豊穣
No.017猿田彦神
サルタヒコ天孫の道案内をつとめた、みちひらきの神
旅・海厄除け
No.018木花之佐久夜毘売
コノハナサクヤヒメ山桜のように美しい、富士山にまつられる女神
安産・子宝夫婦円満- No.019近日公開
豊受大御神
トヨウケ伊勢の外宮で、日々の食をつかさどる神
五穀豊穣
No.020宇迦之御魂神
お稲荷さん稲の実りと商売繁盛をつかさどるお稲荷さん
金運五穀豊穣- No.021近日公開
市杵島姫命
イチキシマヒメ宗像と厳島にまつられる、海の守り神
旅・海芸能
No.022八幡神
八幡さま宇佐から全国へ広がった、武運と守りの神
厄除け勝運
No.023天神(菅原道真)
天神さま梅と牛に囲まれる、学問の神さま
合格・学業厄除け
No.024恵比寿
えびす釣竿と鯛を持つ、七福神でただひとりの日本の神
金運旅・海
No.025大黒天
大黒さま打出の小槌と大きな袋で福をもたらす神
金運五穀豊穣- No.026近日公開
毘沙門天
毘沙門さま宝塔をかかげて北を守る、勝運の武神
勝運金運 - No.027近日公開
弁財天
弁天さま琵琶を奏でる、芸と財の水辺の女神
芸能金運 - No.028近日公開
福禄寿
福禄寿長い頭に福・禄・寿をそなえた長寿の神
健康長寿仕事運 - No.029近日公開
寿老人
寿老人黒い鹿をつれた、長寿の福の神
健康長寿 - No.030近日公開
布袋
布袋さま大きな袋と笑顔で福を配る、実在の僧の神
夫婦円満金運
家系図で見る
神さま歳時記
神さまにゆかりのある年中行事を、月ごとにまとめました。
- 1月
- 2月
- 4月
桜の季節
桜が咲くころ。富士山本宮浅間大社では、御神名の「木花」にちなんで桜を御神木としています。 → 木花之佐久夜毘売
- 6月
夏越の祓と茅の輪くぐり
6月30日ごろ、各地の神社で茅の輪をくぐって半年分のけがれをはらいます。茅の輪の由来は『備後国風土記』逸文に残る蘇民将来の話で、茅の輪を授けた神はみずから速須佐雄の神と名のります。 → 須佐之男命
- 7月
祇園祭
7月のひと月をかけて行われる京都・八坂神社の祭礼です。主祭神は素戔嗚尊で、疫病をしずめる祈りから始まったと伝えられます。 → 須佐之男命
- 9月ごろ
十五夜・お月見
旧暦8月15日の中秋の名月を愛でる夜です。月の神である月読命は、伊勢では内宮の別宮・月読宮と、外宮の別宮・月夜見宮にまつられています。 → 月読命
- 10月
神無月(出雲では神在月)
旧暦10月は神無月。全国の神々が出雲に集まるため、出雲では神在月とよびます。出雲大社の神在祭は旧暦10月、いまの暦ではおおむね11月に行われます。 → 大国主神
- 11月
新嘗祭
11月23日、その年に実った新穀を神々にささげて感謝する祭りです。伊勢神宮でも外宮と内宮で新嘗祭が行われます。 → 天照大御神
- 12月
大祓
12月31日、半年の罪やけがれをはらう大祓が各地の神社で行われます。祓のはじまりは、黄泉の国から戻った伊邪那岐命が水で身を清めた禊にあるとされます。 → 伊邪那岐命
この図鑑について
神話の内容は『古事記』『日本書紀』を中心に、『古語拾遺』や各地の風土記、神社に伝わる記録で確かめています。二つの書物で話が違うところは、どちらか一方に決めずに両方を紹介しています。
ご利益は「〜とされます」「〜として信仰されています」という書き方で、信仰の歴史として紹介しています。絵の考え方や参考資料の一覧はこの図鑑についてにまとめました。
よくある質問
- 日本の神さまは何柱いるの?
- 「八百万(やおよろず)の神」という言い方のとおり、数えきれないほど多いと考えられてきました。『古事記』だけでも数百の神名が登場し、各地の神社にはその土地ならではの神さまもまつられています。この図鑑では、神話の流れをたどれるように代表的な神さまから順に紹介しています。
- 神さまを「柱」と数えるのはなぜ?
- はっきりした由来はわかっておらず、諸説あります。古くから木や柱に神が宿ると考えられてきたことに結びつける説がよく知られています。『古事記』にも「三柱の神」のように柱で数える書き方が見られます。
- 古事記と日本書紀は何がちがうの?
- 『古事記』は和銅5年(712年)に太安万侶がまとめた書物で、神話を一続きの物語として語ります。『日本書紀』は養老4年(720年)に完成した国の歴史書で、漢文で書かれ、本文のほかに「一書に曰く」として別の伝えをいくつも並べているのが特徴です。同じ神さまでも、親や生まれ方が二つの書物で違うことがあります。
- この図鑑の絵は何をもとに描いているの?
- 古事記・日本書紀などの記述、神社に伝わる神像や絵巻、古墳時代の埴輪や出土品を手がかりに描いた想像図です。神話の時代の神さまは古墳時代の服装で、のちの時代に信仰が広まった神さまは伝統的な姿で描いています。くわしくは「この図鑑について」をご覧ください。