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八百万の神さまを、絵と神話で

神さま図鑑

日本の神さまを、絵と神話とご利益でたどる図鑑です。『古事記』『日本書紀』などの原典をもとに、神さまの生まれや家族、手にした持ち物の意味までていねいに紹介します。

  • 16柱を公開中(全30柱)
  • 古事記・日本書紀が出典
  • 記紀を切りかえる家系図

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名前や別名のほか、系統やご利益、「何を持っていたか」「どんな生き物をつれていたか」からもさがせます。

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30柱
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同じ神さまでも、『古事記』と『日本書紀』では親が違うことがあります。たとえばお稲荷さんとして知られる宇迦之御魂神は、古事記では須佐之男命の子、日本書紀の一書(別の伝え)では伊弉諾尊と伊弉冉尊が飢えたときに生んだ神として登場します。

ボタンひとつで二つの書物を切りかえて、神さまのつながりを見くらべられる家系図です。

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神さま歳時記

神さまにゆかりのある年中行事を、月ごとにまとめました。

  1. 1月

    十日えびす・七福神めぐり

    1月9日から11日の十日えびすには、今宮戎神社や西宮神社に「えべっさん」を慕う人が集まり、商売繁盛を願います。正月には七福神をまつる社寺を順にめぐる七福神めぐりも各地で行われます。 → 恵比寿・大黒天

  2. 2月

    初午と梅花祭

    2月最初の午の日は初午。伏見稲荷大社では、和銅4年(711年)のこの日に稲荷の神が稲荷山に鎮まったという伝えにちなむ初午大祭が行われます。25日は菅原道真の命日で、北野天満宮では梅花祭が開かれます。 → 宇迦之御魂神・天神(菅原道真)

  3. 4月

    桜の季節

    桜が咲くころ。富士山本宮浅間大社では、御神名の「木花」にちなんで桜を御神木としています。 → 木花之佐久夜毘売

  4. 6月

    夏越の祓と茅の輪くぐり

    6月30日ごろ、各地の神社で茅の輪をくぐって半年分のけがれをはらいます。茅の輪の由来は『備後国風土記』逸文に残る蘇民将来の話で、茅の輪を授けた神はみずから速須佐雄の神と名のります。 → 須佐之男命

  5. 7月

    祇園祭

    7月のひと月をかけて行われる京都・八坂神社の祭礼です。主祭神は素戔嗚尊で、疫病をしずめる祈りから始まったと伝えられます。 → 須佐之男命

  6. 9月ごろ

    十五夜・お月見

    旧暦8月15日の中秋の名月を愛でる夜です。月の神である月読命は、伊勢では内宮の別宮・月読宮と、外宮の別宮・月夜見宮にまつられています。 → 月読命

  7. 10月

    神無月(出雲では神在月)

    旧暦10月は神無月。全国の神々が出雲に集まるため、出雲では神在月とよびます。出雲大社の神在祭は旧暦10月、いまの暦ではおおむね11月に行われます。 → 大国主神

  8. 11月

    新嘗祭

    11月23日、その年に実った新穀を神々にささげて感謝する祭りです。伊勢神宮でも外宮と内宮で新嘗祭が行われます。 → 天照大御神

  9. 12月

    大祓

    12月31日、半年の罪やけがれをはらう大祓が各地の神社で行われます。祓のはじまりは、黄泉の国から戻った伊邪那岐命が水で身を清めた禊にあるとされます。 → 伊邪那岐命

この図鑑について

神話の内容は『古事記』『日本書紀』を中心に、『古語拾遺』や各地の風土記、神社に伝わる記録で確かめています。二つの書物で話が違うところは、どちらか一方に決めずに両方を紹介しています。

ご利益は「〜とされます」「〜として信仰されています」という書き方で、信仰の歴史として紹介しています。絵の考え方や参考資料の一覧はこの図鑑についてにまとめました。

よくある質問

日本の神さまは何柱いるの?
「八百万(やおよろず)の神」という言い方のとおり、数えきれないほど多いと考えられてきました。『古事記』だけでも数百の神名が登場し、各地の神社にはその土地ならではの神さまもまつられています。この図鑑では、神話の流れをたどれるように代表的な神さまから順に紹介しています。
神さまを「柱」と数えるのはなぜ?
はっきりした由来はわかっておらず、諸説あります。古くから木や柱に神が宿ると考えられてきたことに結びつける説がよく知られています。『古事記』にも「三柱の神」のように柱で数える書き方が見られます。
古事記と日本書紀は何がちがうの?
『古事記』は和銅5年(712年)に太安万侶がまとめた書物で、神話を一続きの物語として語ります。『日本書紀』は養老4年(720年)に完成した国の歴史書で、漢文で書かれ、本文のほかに「一書に曰く」として別の伝えをいくつも並べているのが特徴です。同じ神さまでも、親や生まれ方が二つの書物で違うことがあります。
この図鑑の絵は何をもとに描いているの?
古事記・日本書紀などの記述、神社に伝わる神像や絵巻、古墳時代の埴輪や出土品を手がかりに描いた想像図です。神話の時代の神さまは古墳時代の服装で、のちの時代に信仰が広まった神さまは伝統的な姿で描いています。くわしくは「この図鑑について」をご覧ください。
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